施工計画書の作成ポイント(2)計画工程表

施工計画書作成中に、本当に計画工程表は契約工程表の写しで良いの?計画工程表を作成した方が良いのかな?と迷ったことはありませんか?ここでは、国交省 関東地方整備局の書類作成マニュアルを参考にして、施工計画書の「(2)計画工程表」の作成について説明したいと思います。

計画工程表

土木書類作成マニュアルには以下のように記載されています。

計画工程表は、各種別について作業の初めと終わりがわかるネットワーク、バーチャート等で作成する。なお、契約時に締結する工程表の写しでもよいものとする。

引用:土木工事書類作成マニュアル(関東地方整備局)

 

実際のところどうかと言うと、契約工程表の写しの添付で全く問題ありません。

例)契約工程表

 

計画工程表の作成例です。工程管理で作成する実施工程表を少し変えた程度ものです。

例)計画工程表

 

工法・工程の見直し時や先行指示により変更計画書作成する際に、当初と変更箇所が比較でき分かりやすくなるメリットがあります。

例)変更計画工程表

 

個人的には、実施工程表の微修正程度で済む計画工程表を作成するのがオススメです。

 

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