施工計画書の作成ポイント(6)主要資材

工事では色々な種類の材料を使います。主要資材って何を書いたら良いの?と迷ったことはありませんか?ここでは、国交省 関東地方整備局の書類作成マニュアルを参考にして、施工計画書の「(6)主要資材」の作成について説明したいと思います。

 

主要資材とは

主要材料一覧表には、指定材料と主要に使う材料を記載します。搬入時期は大まかに「2.計画工程表」に合わせます。確認時期は、特に指定がなければ「搬入時」になると思います。大抵のケースの場合、実際に現場へ搬入する少し前に「打合せ簿」で材料を証明する書類を提出していると思います。その打合せ簿が「確認」になります。(材料確認の立会時期ではありません)共通仕様書では、JIS製品については提出不要となっています。

しかしながら、工事が完成して何年も経ってから「あの時、何の材料使ったの?資料を送ってもらえませんか?」と言ったことがよくあります。数年経過後に、さかのぼりでデータや資料を探すのはとても大変です。

私が担当した工事では、「JIS規格品は、基本的に提出に不要だけど今提出しておくか?」「後になってからデータを探すか?」を比較して考え、好きな方を選んで頂いています。(今のところ全ての受注者さんが提出されています。)これには賛否両論あると思いますが、個人的には「その場、その場で完結させる」ことが一番手間が少なく済み、スッキリすると思います。この辺りは発注者と受注者のコミュニケーション次第かと思います。

 

作成例

 

ポイントは、指定材料は別として主要となる材料は、細々としとた材料までは記載不要です。自己満足になり過ぎない程度に、簡素化しておくことがコツです。

 

関連記事

施工計画書作成のポイントの目次ページです。ご覧になりたい項目をクリックして下さい。 施工計画書とは[sitecard subtitle=関連記事 url=https://dobokuw[…]